ども。
耳掃除する時の綿棒は、新品よりちょっとモケッとしてきたくらいの方が気持ちいいです。
セルフ耳掃除大好き、伊藤です。
先日、弟が来日しました。
あっ、僕もともと弟はいないです。妹はいましたが。
早い話が、妹の旦那ですね。
弟ちゅうか義弟。
2年ほど前に妹がカナダ人と結婚しまして、この度2年ぶりに夫婦で帰ってきたわけです。
2週間くらいですが。
仕事のある僕は休みの日くらいしか相手してあげれないので、休みの前にピーター(旦那)に
『どっか行きたい所はあるか?』と聞いたところ、
『遊園地でジェットコースターに乗りたいねん。』
などと言います。
どうやらカナダの遊園地はちょっとゆるい目で、あんまりハードな乗り物は無いみたいで
日本の遊園地でハードなジェットコースターに乗ってみたかったようです。
なので、日帰りできる距離でエグ目のジェットコースターがある『長島スパーランド』に
連れてってあげました。
意外に僕は『長島スパーランド』好きでして、昔は毎年夏に1回は行くというのが恒例でしたが
歳をとりすぎたのか、ここ5年くらいはまったく行ってなかったので、僕自身たのしみでした。
片道2時間半は覚悟していたのですが、新しく出来た高速道路のお陰で2時間弱で到着。
時の流れには驚くばかりです。
到着しました『長島スパーランド』。
僕、運転時間の短縮にビックリ。
ピーター、コースターにビックリ。

『スチールドラゴン』(上写真)の横を入場ゲートに歩きながらピーターに
『このコースターは5年ほど前に1回タイヤがとれて飛んでいって
そのタイヤが隣のプールにいた人に直撃して、不幸にもその人は亡くなってしまった…』
『スチールドラゴン』にまつわる過去の事故の話を説明し、最初に何に乗るかピーターに
聞いたところ、返答は『 I don`t know .』。
…知らんて、どういうことやねん。
妹に聞いたところ、ピーターは根性はメチャあるけど実は中々のビビリとの事。
どうやら話を聞いて若干、パンツを濡らしそうになってたようですね。
いきなりNo1コースターに乗るのもなんなので、元祖ジャイアントコースターの
『ホワイトサイクロン』から攻めてみました。

超ロングコースに今にも潰れそうな木製。
僕的にはこれが近場のベストコースターだと思います。

ちょっとテンション落ち気味の外人2人。
はっきり言ってジェットコースターなんて物は乗り込んじゃったら後は野となれ山となれです。
乗り物酔いしちゃう人じゃなければ、基本大丈夫でしょ。
昔は僕もそう思ってました。少しのブランクを経て久々に乗ったコースターは違いました。
『高さ』とか『スピード』『落ち感』とかじゃなく、『事故があったらどうしよう』と考えてしまうんです。
人間は、経験を積めば積むほど慎重になってしまうのですかね?
以前は何も考えずにスキップしながら渡っていた石橋を、叩きながら渡るようになって
しまうもんなんですね。寂しいことです。
『このコースターは今まで無事故やで。』
この言葉に安心したのか、ピーターは『ホワイトサイクロン』は楽しめたようです。
外人らしく『Hooooow! Yhaaaaaa!』とか叫んだとか叫ばなかったとか。
その後、真打登場とばかりに『スチールドラゴン』に行ってみると、なんと強風のため
運転一時休止とのこと。残念そうなホッとしたような複雑な表情を見せるピーター。
ここでテンションを下げるわけにはいかないので、次は『お化け屋敷』に行きます。
外人ははたして『耳無し法一』にビビルのか?

答えは『No』です。やっぱり怪談というものは子供の時にすり込まないと怖くないみたいです。
歩いて廻るタイプの『お化け屋敷』だったんですが、特にピーターの足が止まる事は無く
逆に日本の妖怪文化に興味深々でした。
期待はずれ…。
残念、未だに『スチールドラゴン』は運転休止中。
さてどうしよう、そうや昼ごはん食べよう。という事になってピーターに食べたい物聞くと
『…チーズバーガー。』
『欧米か!』って言ったほうが良いのかどうか、そうとう悩みましたが古いのでやめときました。
ピーターの1番の好物だそうで、ほんま外人っぽい。
と言う訳で園内地図に載ってたバーガーショップに向かいましたがシャッターが下りている。
やはり『長島スパーランド』のハイシーズンは夏のようで、冬はぜんぜんあきまへん。
仕方が無く、次はピーターが日本食のなかで1番すきな『ラーメン』置いてる所探します。
ちなみに僕ならこんな所で『ラーメン』は絶対食べません。だって不味いの分かってるし。
でもピーターが日本で『不味い。』と言ったところはみた事ないので、『ラーメン』食べさせます。
探したところ、『中華料理 林林』か『センターレストラン』しかまともな所はありません。
しかも『林林』はやってない。しゃあなしで『センターレストラン』に行ってみると
メニューは少ないものの、ありました『チャーシュウメン+餃子3個(¥900)』。
ただの『ラーメン』がよくても強制的に『チャーシュウメン+餃子3個(¥900)』になります。
何故に2種類置かないかと考えました。
このレストラン料金の最低価格が¥900みたいで『チャーシュウメン+餃子3個』から
『チヤーシュウ+餃子3個』を抜いたら¥900以下にせざるを得ないためでしょう。
非常に世知辛い。
と言う訳で『チャーシュウメン』『オムライス』『ひつまむし』の3品を注文しました。
ピーターは黙々と食べ続けすぐ完食。
『美味しかった?』って聞いたら、コクッとうなずいてましたが僕は見逃しません。
『チヤーシュウ』全部残しとった。
流石のピーターも遊園地のラーメンのチャーシュウには勝てなかったようです。
これからは、ピーターなんでも美味しい言いよると思うのは止めときます。
えっ?僕はどれかって?
もちろん『ひつまむし』。
スーパーで特売の鰻でもそこそこ美味しいし『鰻は裏切らない』と思っているので
中部地方に来たなら遊園地でも『ひつまむし』です。
¥1500て一際高いけど…。
さて、腹ごしらえも完了した事やし、『スチールドラゴン』に胃をシェイクしてもらいに行きますか。
と、行ってみたところ…運転休止。
嫌な予感がプンプンします。
ピーターに次何乗るか聞いても『 I don`t know .』しか言わへんし
しゃあないから妹に聞くと『あれ』って言ったのが…

『ロックンロール』
ただひたすら強引にゴロゴロ回されるだけの乗り物。
唯一、僕が苦手とするやつ…
今日は半分接待なのでしゃあなしで付き合いましたが、やっぱり苦手。
なにが嫌ってジェットコースターで縦に回転する時は地球の重力以上の遠心力で
座席方向に押し込められるので、別に苦しくは無いですが『ロックンロール』は違う。
ゆっくりゴロゴロ縦に回されるもんやから、安全バーがお腹にめり込んで苦しいし
頭に血が登るし、ポッケの物はぶちまけてしまうしでまったく楽しくない。
ピーターもフリスク落としてたし。
ある種、拷問。
言いだしっぺの妹、テンションだだ落ち。
しゃあないから次はピーターに何に乗るか聞いてみると『あれ』と指差し日本語で言う。
到着した時は『 I don`t know .』としか言わなかったのにさ…。

『スペースショット』
『3・2・1 are you redy?』て英語の放送があってボカーン上にあがって(75m)
ビヨヨ〜ンと下がったり上がったりするやつ。
妹は2人で行ってきてと言うので、兄と弟で攻めにいきます。
地味に10分くらい並ばないといけなかったので、上空に飛ばされる人達を眺めながら
ちょっとピーターと喋ったりして暇つぶししてると、2人ともある事に気が付きました。
『スペースショット』の安全バーは頭の上から下ろして肩を固定するタイプの物なんですが
安全上の理由か肩から下ろした安全バーをさらに股間にあるシートベルトの様なのもで
固定するという仕様です。
まぁ安全そうなんですがこれが罠。
並びながら見てると4割くらいの人が、自分でこのシートベルトの様なものを装着できない。
みんな最初は隣の友達とかと『いやぁ〜。はまらへーん。』とかキャッキャ言うてるんですが
少し時間が経つと、このまま発射されたらヤバイと思うのか皆が焦りだします。
最終的には太めのアラレちゃんみたいなスタッフの方が一人一人装着してくれるんですけどね。
それをみてピーターと2人で小さく『フォッフォッフォ』と笑ってました。
案の定と言うか何と言うか、いざ順番がまわって来た時、僕もピーターもアラレちゃんの
お世話になっております…。
しかし『スペースショット』に乗ってる時のピーターはテンション高かった。
僕の知りうるかぎり最高頂に。
その後も『スチールドラゴン』は運転休止だったので、適当に目に付く乗り物のりたおして
気が付けばもう5時。何処からともなく『蛍の光』が聞こえてきました。
日本人とは不思議なもので『蛍の光』を聞くと体が勝手に帰宅モードになっちゃいます。
僕と妹の日本人2人は『ではそろそろ』と帰る感じになっていたのですが、彼は違います。
『耳無し法一』が効かなかったように『蛍の光』も効きません。
未だ次に乗る乗り物をギラギラ物色しています。
止む終えず妹に日本の『蛍の光』の事情を説明してもらい、ちょっと寂しそうなピーターを連れ
出口に向かっている途中に『スペースショット』の前を通りかかると、最後のお客さんが上空に
飛ばされてました。羨ましそうなピーター。
地面ではアラレちゃんが運転終了の札を掛けている。
上ばっかり見上げてるピーターが不憫になりアラレちゃんに交渉してみると、ちょいと迷惑そう
に後ろのスタッフと話ししてから入れてくれました。
ピーターに『ありがとうございます。』と言わせ、アラレちゃんにベルトを装着してもらい
2人きりの貸切『スペースショット』で長島の夕焼けを楽しみました。
あー疲れた。
爆睡してる2人を乗せ、車を走らせるお兄ちゃんでした。